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繁忙期のCX改善施策

特定の時期に利用が集中する重要な機能に対し、顧客体験向上及び、サービスオンボーディングに寄与する改善施策を行いました。

やった事

データマイニング/課題洗い出し

過去のお問合せ履歴、アプリケーションログ、DBデータを分析して課題を抽出し、プロダクトに対する改善点の洗い出しを行いました。

仮説の選定

データサイエンティスト、エンジニアリーダーに相談を重ね確度向上を図りながら、工数、効果期待値、計測容易性、インシデントレベルなどを基に効果的な施策を決定しました。

以下に例を何点か挙げます。

例えば、パフォーマンス改善は以下の改善を行いました。

問題

処理時間が遅くタイムアウトが多発している処理がある。

影響

ユーザーのサービス活用フローが先に進まない。 多くの問い合わせに繋がっている。 ユーザーのモチベーションを著しく下げているだろうと仮説をたてました。

原因

検証環境の最大想定時間が100秒を超えているものの、以下の原因から改善がされていない状況でした。

対応

2週間で処理時間50%削減かつデグレートなしを目標に 以下の対応行い100秒の処理が45秒に55%の処理時間削減に成功しました。

検証

BIツールTableauを使用し施策の指数を可視化し効果検証を行いました。 この問題起因のCXについては前年度の繁忙期比で以下の改善を達成しました。

また、繁忙期の初めにサーバの増加台数の不足が分かり原因、対策を振り返りました。